お風呂のお湯ってすぐに捨てるのもったいないな〜と思ったことありませんか??
あんなに大量に水を使っているのに、10分ほど浸かっただけで流してしまうのって正直もったいないですよね(笑)
私も同じようなことを考えて、また明日も再利用できないかな? と考えたことがあります。
実はこれには落とし穴があったのです。 一見すると節約もできそうな感じですが雑菌繁殖という目にはみえない恐怖がまっています。
知らないと病気に感染することもあります。 体を癒やすための湯船を安全に使うためにも知っておくべきことがあります!
湯船の残り湯は雑菌だらけ!すぐに捨てよう
お風呂のお湯は使った後に、ものすごい勢いで雑菌が繁殖しているのをご存知ですか?
湯船を家族4人がつかったあとに、一晩放置して朝になると1000倍以上〜にまで雑菌の数が増えているのです・・・・
1000倍以上ですよ・・・ 仮に1万の雑菌が湯船にいたら朝には1000万個以上・・・ 「どんだけ繁殖力すごいんだよ」 怖くなりますね。(笑)

基本的に雑菌は水があると元気よく増えていきます。
私たちがご飯をたべたお皿を流し台に水をかけて放置(つけ置き洗い)しておくと、10時間後には大腸菌やブドウ球菌の一種などが70000倍まで増加するそうです(汗) 恐ろしい・・・
お風呂場の湯船のばあいは、雑菌たちにとって天国のような環境がそろっています。
「高温多湿」 これは元気モリモリにばい菌が増加するために一番理想的な環境なのですm(_ _)m 浴室は温かいし湿度もめちゃくちゃ高いですよね。
だから、湯船のお湯を放置しておけば爆発的に雑菌とウイルスが増加するのです。
まあ、こんな事実を知っていまえば翌日もおなじお湯に入浴しようなんて気持ちが失せてしまいますよね・・
健康面の点からみても、ぜったいに翌日におなじお湯を再利用するのはやめてください!
お金がもったいない、お湯を一度で捨てるのは環境に悪い、エコじゃないなどの意見もたしかにあるとは思います。
しかし、健康を害する危険性をおかしてまでお金や環境面をきにするのは本末転倒ですよね。
かりに病気になってしまい医療費がかかって会社を休めば、金銭的に損害はかなり大きいです。 たしかに一人暮らしをしている人とかからすると、一回で湯船のお湯を全部すてるのはちょっともったいない気がしますよね^^;
私も一人暮らしをしているのですが、1度で捨てるのがモッタイナイからなるべく20分以上は入浴してやろうって考えたりします(笑)
湯船は平均的なサイズですと200リットルのお湯がはいるみたいです。
こうやって考えると200リットルを10分〜20分程度のために使い捨てるのはなんだかもったいないな〜って気持ちも必ずでてくるのはしょうがいないですよね。
じゃあ、湯船のお湯を再利用する方法は他にないのか気になったので探してみました!!
残り湯を再利用する方法とは

おすすめは、洗濯に使うことですね。
洗濯機のお水の足しに、湯船のお湯をつかうのです。
実際にこういった再利用をするためのホースも売っています。 これを使えば手で湯を移動させなくても楽ちんですよね。
さらに、皮脂や汗や皮膚、髪の毛などのよぶんな汚れを除去するフィルターを通しているそうなので完全にきれいになるわけじゃないけど、じゃっかんフィルターによりきれいになるそうです。
じつはこの記事を書くために、実際に上記の節水ポンプをつかって洗濯を3日間やってみました!!!
このポンプがあれば自動で湯船のお湯を洗濯機のなかへ移動してくれるのでめっちゃ便利です!
でも気になるのはそこじゃないですよね(笑)
ニオイだったり、服の汚れや乾燥したときの仕上がりが一番重要です。 もし、服が汚れたり汗くさくなってしまうくらいならば、お湯なんて再利用せずに捨てたほうがましですもんね(汗)
では実際どうだったのか?
[su_note note_color=”#f2f0f0″]お風呂の残り湯で洗濯をしてみたが、洗ったあとのニオイ残りはなかった。特別な臭さや、洋服を着てから臭ってくることはありませんでした。
乾燥をさせても柔軟剤と洗剤の香りはしっかりでています。
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このような結果になりました! 「ん!おもったより問題ないぞっ」 というのが第一印象でした(*^^*)
でも注意点があります。 それは先ほども解説したように、残り湯は毎秒ものすごい数の雑菌が大繁殖しています! ですから、洗濯をするならば、お湯につかったあとすぐに節水ポンプで洗濯機へ移動させてほしいです。
そして、すぐに洗濯を開始して部屋干しするなり、乾燥機能をつかって乾かしたほうがいいですね。
いくら節水ポンプとはいえ、翌朝になって1000倍まで増えた雑菌の水で洗濯すると害がありそうですよね。 避けたほうがいいかもしれません。
[su_note note_color=”#f2f0f0″]お風呂から上がったら、すぐにお湯を再利用して洗濯機を回したほうが良い! それが難しいのであれば、雑菌繁殖の点からみて危険なのでまよわず捨てたほうがいいとおもいます。
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これ重要なポイントなので忘れないでくださいね! 部屋干しの注意点やコツなどはこちらの記事で解説しているので参考にしてください。
湯船を汚さないためのコツ

家族4人とかで湯船を共有している場合は、それぞれの体から皮脂や汗、皮膚かみの毛などがたくさん湯船に落ちてしまいます。
そうなると、時間が経過するごとにお湯が汚れてしまうので衛生的ではありませんよね。
例えば、夕方に小学生の息子がお風呂にはいって、夜のは20時ころに高校生のお姉ちゃんが湯船をつかって、その後21時すぎにお母さんがつかい、最後に23時ころ残業をおえたお父さんが湯船にはいったとします。
夕方17時にお風呂を沸かしたとすると、お父さんがはいる23時の時点ですでに6時間経過しています。
ここまで時間がたってしまうと、雑菌も繁殖しているためお父さんがはいるころにはお湯の衛生面が心配されます。
そんなときに風呂に浮かびやす垢をかんたんに吸い取ってくれるアイテムを紹介します!
このかわいいマスコットを湯船に浮かばせておくだけ(笑) これでこのかっぱくんが垢や皮脂などを吸い取ってくれるのです。
わかりやすくいうと、湯船のなかの掃除機的な役割をしてくれます! お風呂用の自動ルンバ的な(笑)
使った後は、洗面所などで乾かしておけばまた翌日気持ちよくつかえるので便利です! お値段も安いですし、浮かばせておくだけでいいので使わない理由はないですよね(*^^*)
このかっぱくんを眺めながら温かい湯につかっているとほんとリラックスできるので私のお気に入りで
す。
追い焚きと沸かし直しはほぼガス代は同じ

お湯がもったいないので翌日に残り湯を追い焚きすればお得じゃないのか?
・・と考える方もいるかもしれませんが、デメリットしかありません。
雑菌は私たちが入る湯船の温度くらいが一番活発になるからです。つまり40〜50度の温度がいちばん雑菌にとっても気持ちがいいレベルだそうで(笑)
意外と人間と感覚が似ているみたいですね(汗)
という冗談はさておき、 実は追い焚きするのと、お湯をすべて捨ててまいにち沸かすのではそれほどガス代は変わらないそうです。
メリット・デメリットを比較してみると、あきらかに毎日しっかり沸かしたほうが健康面でのリスクも減ります。

もったいないと思うなら洗濯にお湯を再利用してしまう。
それ以外の場合であれば、感謝して湯船のお湯を捨てる。 そして温まった体をキープしたまま布団にはいって眠る。 これが一番じゃないでしょうか。
せっかく健康のために入っている湯船なのに、使い方をすこし間違えると病気や感染症にかかってしまうこともあります。 それでは本末転倒ですよね。
私も夏場はシャワー派ですが、秋から冬そして春先までは湯船派になります。
安全にしようするためにも、こういったばい菌の知識をもっておけば少なくとも湯船が原因で病気になる可能性は大幅に防ぐことができます(*^^*)