このまえ友人と映画館にいってきました。 ポップコーンと一緒にジュースを買って上映までの10分ていどの時間をだらだら過ごしていました。
そこで急に友人が、「そういえばアメリカの首都ってどこだっけ? 」 と、突拍子もなく質問をしてきました。
私は「ワシントンDCだよ」 と答えたら友人は「えー!ニューヨークかと思っていた!!」 ・・とこういった頭の悪い会話を小声で劇場内でしました(笑)
そこで会話はおわったのですがある疑問が沸いてきました。 それは、ワシントンDCのDCってどういう意味なんだ!?!? ってこと。
この疑問が映画中に気になりすぎて、ほとんど映画に集中できないまま90分が過ぎてしまいました。
私とおなじように、DCの意味について知りたい人もいるだろうとおもい、めっちゃ調べてみたのでシェアさせていただきます!!笑
ワシントンDCの意味は何?
ワシントンはアメリカの首都です。 アメリカの地図でみてみると、一番左上にひょこっとあるのがワシントンDCです。

こういった見てみると、特別おおきな地区でもないみたいで、人口は約61万人だそうです。 思っている以上に少なかったですね^^;
日本の都道府県にたとえると、鳥取県(56万人)と島根県(68万人)のちょうどこのあたりです。
こういった比較してみると、あれだけ大きな面積にたいして人口密度の低さが
わかるかとおもいます。 実は、鳥取県と島根県は日本の人口ランキングで46位と47位なので、日本の県でもトップラクスに人が少ない地域だったのです。
ワシントンDCの総面積は177km2でした。 これを日本の都道府県で比較してみると岩手県とちょうどおなじくらいの大きさでした(笑) 岩手県には120万人くらい住んでいるのでワシントンよりも人が多いです。
どうでしょうか? こうして日本とアメリカの首都をちょくせつ比べてみるとその違いがリアルに体感することができて面白いですよね\(^o^)
さて、本題のDC問題についてです。
このDCは略称で、正しい正式名称は、district of columbiaです。
はっきりいってこれでは何を書いてあるかわからないですよね(笑) 私もさっぱりでした・・
読みかたは、
district of columbia(ディストリクト オブ コロンビア)です!!
日本語の正式名称でいうと、ワシントンコロンビア特別区と呼ぶそうです。 うーん特別区ってなんだろう?と思いますよね?
実はワシントンはアメリカの州に属していない、連邦政府の直轄地(ちょっかつち)という意味合いがふくまれています。
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直轄地(ちょっかつち)とは、その時代の権力者が家来に治めさせるのではなく、権力者が直接支配した土地のこと
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アメリカには州が50あります。 アメリカの国旗(星条旗)には、星が50個あります。 じっさいに画像をみてみてましょう。

数えるのは大変なので、私が一応目視でチェックしてみましたが確かに50個あります。
これはアメリカにある州の数をあらわしています。 しかし、首都ワシントンDCが州には属していないのでこの星条旗の数には加わっていないそう! さすが特別区!!笑
ちなみにアメリカ建国時の1776年には星条旗の星の数が13個からスタートしたそうです! 今とはちがい、星がぎゅうぎゅうに詰め込まれているデザインではなく、円をえがくようにして星が並べられていたそう。
今からざっと241年前になります。 日本でいうと江戸時代の安永5年です。 うーんさっぱりピンとこないm(_ _)m ちなみにこのときの江戸幕府将軍は、10代目徳川家治(いえはる)さんです。
なんか歴史の授業できたことあるようなないような。

この時代にはすでに初代将軍の徳川家康さんは亡くなっています。 それも160年も前に!!!! これを知ると江戸時代の深さや広さがわかりますよね。
とても長く濃い時代だったことがわかります・・・。 でも、調べるまで全然ピンときてなかったので勉強不足でしたm(_ _)m
おっと、ワシントンDCの意味を解説していたらかなり横道にそれてしまいましたね。 流れをもとに戻します。
コロンビア特別区の名前の由来
ワシントンDCのDCはコロンビア特別区だということが判明しましたよね。
でも、コロンビアってどこかで聞いたことありませんか・・・?
そう、コロンビアは南アメリカに位置する場所にある国の名前です。 どこかで聞いたことが1度でもあるとおもいます。
ちなみに国旗はこんな見た目。 見たことある人もあるかもしれない。

でも勘違いしちゃいけないポイントがあって、コロンビアって国と、ワシントンDCのコロンビアは同じ地域でも場所でもないです。
なぜ、お互いにコロンビアを名乗っているかというと、この人が大きく関係しています!!!!

イメージ画像をみただけで人物名が浮かんだのであれば、あなたは優秀です!!
ちなみに私は、画像をみただけでは誰かいまいちパッとしませんでした。(笑)
お気づきかもしれませんがこの写真の人物は、クリストファー・コロンブスさんです。 あの大陸発見で有名な偉人さんです。
新大陸をつぎつぎと発見したすごい人ですよね。
コロンビアという国名も、DCのコロンビア特別区の名前の由来も、このコロンブスさんから取ってつけられているそうです! これはすごい!
コロンブスさんは冒険家でした。 アメリカ大陸を発見して今も歴史に名を残しているそう。コロンブスの卵という比喩表現まで生まれている。

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《大陸発見はだれにでもできると評されたコロンブスが、卵を立てることを試みさせ、一人もできなかった後に卵の尻をつぶして立てて見せたという逸話から》だれでもできそうなことでも、最初に行うことはむずかしいということ
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これは知っている人が多いかもしれないですね。 何かをゼロから生み出したり、誰も気がついていないことを発見するのはとても難しいことだという意味ですね。
例えば、今の時代では当たり前になっているスマートフォン。
いまとなっては、世界中のメーカーがたくさんのスマホを販売しているけれども、ほんの10年前までは当たり前じゃありませんでした。
しかし、2007年にAppleが電話を再定義して、生み出したのがiPhoneです。
いまでは、スマホなんて当たり前で、世の中にでるべくして生まれてきたとおもっている人が多いはずです。 しかしスティーブ・ジョブズが電話という発明を再定義してiPhoneに生まれ変わらせることがなかったら、
さらに10年スマホの誕生が遅れていたか、もしくは世に普及するまでに時間を要した可能性すらもあります。
とまあ、こんな感じでコロンブスの卵を例として使うこともできます。
そんな偉人であるコロンブスさんがアメリカの首都の名前の由来になっているなんてすごいですよね。
ではでは、まとめに入りたいとおもいます。
[su_note note_color=”#f3efef”]ワシントンDCの意味は、「ディストリクト・オブ・コロンビア」の略称である。
英語ではこのように表記される。「Washington, District of Columbia」
ワシントンはアメリカの州ではなく、特別区に認定されている。
コロンビアはアメリカ大陸発見者のコロンブスから名をもらっている。[/su_note]
以上になります!! これは知っておけば死ぬまで使える豆知識なのでぜひ頭にインプットして役立ててみてください!
最後までお付き合いいただき、有難うございました!!!!