料理

新米をおいしく炊くコツ!水の量と研ぎ方がポイント!

この季節になると新米がでまわってくるので、まいにちのご飯がたのしみになりますよね(*´∀`)

でも、新米って調理の仕方を間違えてしまうとせっかくのおいしさが半減します。

これじゃあもったいないですよね!!

 

お米農家さんが心をこめて作ってくれた、愛情たっぷりの新米を自宅でおいしく食べるために、

正しい炊き方、水の量、保存方法、吸水の有無などくわしく解説していきます^^

新米を炊くときのお水の量は少なめ!

新米はまだ収穫してから数ヶ月しか経過していないため、お米の粒じたいにたっぷり水分が含まれている状態です。

古米(去年収穫したお米)にくらべると、粒の水分が多いため、いつもと同じ量で炊飯してしまうと仕上がりが少しべちゃっとした状態になります。

 

こうなると、せっかくの新米もすこしおかゆさんみたいになってしまいます。

米本来の甘さだったり、粒の立ち具合をたのしめなくなるので、かならずお水の量を少なめに設定しましょう!

 

例えば、2合のお米を炊飯するときのお水の量は、

2合のメモリに合わせるのではなく、1,8合のメモリにあわせて炊くとおいしくもっちり炊飯できます(*´∀`)

 

[su_note note_color=”#f6f1f1″]新米を炊飯するときは、メモリから0,2くらい水を引いて炊飯してあげましょう。

3合炊飯であれば、メモリは2.8
5合炊飯であれば、メモリは4.8[/su_note]

お水のほんのわずかな違いで、炊きあがりのふっくら加減、もちもち加減が変化します!

 

あなたのお好みにあわせて日々アレンジしてみることをおすすめします\(^o^)  まずは「0,2」をメモリから引いた水の量で炊飯を試してみてください!

少し硬いなと感じたら、水をほんのすこし増やす。  まだ、柔らかいとかんじたらさらに0.1〜0.2ほど水量を減らして炊いてあげてください。

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新米は炊くまえに吸水するべきか?

 

お米をたくときは、吸水をしますよね。

「え?吸水ってなに? やったことないよっ!」 という人のためにまずは軽く説明しますね!

[su_note note_color=”#f6f1f1″]お米の吸水(きゅうすい)とは、米を研いだあとに、水を入れてそのまま放置する行為です。

吸水させると、お米に水分が吸収されてふっくら炊きあがり、保温をしても長持ちします。[/su_note]

つまり、お米の炊きあがり具合をさらに良くするためにやるべきことだったのです!!

 

知らなかった人は安心してください。 日本のお米は質が良いものなので、吸水せずに炊いてもおいしく仕上がります!

しかし、これをやることで更にふっくらして保温をして時間が経過しても米が劣化を抑えることができます。

 

で、本題の新米の吸水についてです。

新米は、すでにお米にたくさんの水分がある状態なので吸水は15分程度〜30程度でOKです!

 

むしろ、吸水をしないまま炊飯ジャーにいれて炊飯スイッチをぽちっと押してもいいですよ。それでも美味しく食べることができるので安心してくださいね(*´∀`)

あくまで吸水は、おいしいお米の魅力をさらに引き出すための愛情のひとてまです^^

 

朝は時間がなかったり、夕方お子さんにご飯を食べさせなくちゃいけなくて忙しいご家庭は、吸水せずにお召し上がりください!

ここで1つ大切なポイントを解説します。

 

吸水をすると、次のようなメリットがあります。

[su_note note_color=”#f6f1f1″]お米がふっくらする
保温しても固くなりにくい[/su_note]

こういったメリットがあります。 すぐに炊飯して食べる場合はそれほど変化がみられないかもしれませんが、

とくに長時間保温しているときは大きな違いを感じ取ることができます。

 

例えば12時間保温しているお米は、吸水しているものと、していないものであれば圧倒的に吸水していたほうが長持ちします。

お米が黄色くなりにくかったり、固くなって味の品質が落ちにくいメリットがあります!

 

朝ごはんに白米を炊いて、夜に帰宅してからも食べたい!って人は、面倒かもしれませんが、ひとてま愛情をこめて30分吸水してからお米をたきましょう!

お米の保温時間についてはこちらの記事でくわしく解説しています! ぜひ参考にしてください。

 

炊飯ジャーで炊いたご飯の保温時間の限界はどのくらい?

←この記事では家電メーカーのTIGERさんに実際に質問をして回答をもらったりしています!

新米を保管するときのコツ

新米は乾燥させてしまうと、せっかくのおいしさが半減します。

なぜなら、米粒の水分量がへり乾燥することで酸化するからです。 新米のどくとくの炊きあがりのおいしさ、米粒の美しい輝きが損なわれてしまうのです。

 

ですから、お米が裸のままさらされてしまうような状態で保存するのは絶対にNGなのです!!

私は友達から新米をもらったことがあります。

 

ワクワクしながら自宅にかえり、さっそく愛情込めて米を研ぎ、炊きあがりをまっていました。 そして炊き上がったら、焼き魚とお味噌汁を準備して、いただきますをして食べました(*´∀`)

味はほんとに美味しくて、一瞬でたいらげてしまったのですが、この後事件はおきました!!!

 

なんと!いただいた新米のパッケージを開けたままで放置しており、お米を傷ませてしまう原因をつくってしまったのです。 m(_ _)m

気がついたのは翌日でまだ良かったのですが、もう少し時間が経過していたら被害はもっと大きかったとおもいます・・・

 

私はすぐに、米びつへ移動させて防虫対策のアイテムを一緒にいれてたいせつに保管しました。

どのようなアイテムに保管すればいいかわからないときは、こちらを参考にしてください! 実際にわたしが使っているものと同じやつです。

大切なお米を清潔においしく保存したいときはぜひ。

基本はこれにドッサリと入れて丁寧に保存しています!

6キロまで保存できるので、すーぱーにい売っているお米をすべて収納することが可能です。

 

もう少し小さめの米びつを探している場合はこちら。

片手であつかえて女性にぴったりです。 冷蔵庫にしっかり収まるスマートサイズなので便利ですよ^^

 

私は防虫対策もしっかりやっています!

やっぱり美味しいお米は、虫もだいすきなので一度わいてしまうと大量に増えてしまいます。 食べても人体に悪影響はありませんが、気持ち悪いですし、せっかくのお米が台無しですよね。

 

だからこそ、お米を守ってあげるためにしっかり防虫対策をしましょう。 新米でも絶対に防虫は必須です!

米びつに入れておけるタイプです。 お米とお米のあいだにぽんと埋めておくだけで防虫。

 

とうがらし成分を使っているようですが、新米や古米などに匂いが移ることはありません(あくまで私の体験談ですが!)

これ1つで半年間(180日)もちます。 価格も手頃だしコスパは最強です。 私はいつも2つ買って、年が変わるころにまた買い直しています。

私はさらに米びつのフタにも、この防虫アイテムをつかっています。

一応6キロのお米を保管しているので、フタにもつけておけば安心かな〜って思いお守り程度に保険としてつかっています。

 

これらのアイテムを3年以上つかっていますが、いまだに虫がわいたことがありません。感謝感謝です(*´∀`)

どちらも500円未満で実践できる虫対策グッズなので、使わない理由はありませんね。

 

新米の研ぎ方は素早くサクッとがコツ

最後は、新米の研ぎ方(とぎかた)です。

新米は水分をたっぷり含んでいますが、水をつけるとさらにグングンと吸収していきます! これが厄介で、ゆったりお米とぎをしていると、水分量が多くなりすぎます。

 

そこで気をつけるべきコツとして、水をつけるのは15秒以内にとどめてほしいのです。

新米にお水をつけるときは15秒以内におさえて、一度水をきってからジャリジャリと研ぎます。

 

あまり知られていませんが、お米研ぎは水を切ってから素早く軽くやるのが基本です\(^o^)

自分はこれを知らなかったので、水をいれながらお米とぎをしていたこともあります(笑) でも、研ぐには一度しっかり水を抜いてからがルールです!

そしてもう一度お水につけてあげるときも、さくっと15秒以内に押さえてくださいね!

 

以上が、おいしい新米を炊くときのコツになります!  これを意識するだけでお米のうまさを十二分に発揮できるのでぜひお試しあれ!

最後まで丁寧にお読みいただきありがとうございました!!