料理

辛いものを食べると顔だけ汗が止まらないのはなぜ?

「辛いものを食べるとなぜか顔と鼻から汗が止まらない!!」

・・このような経験はないでしょうか。

食べ物を口にするだけで汗がドバっとでてしまうのは辛いですよね〜。私の家系も遺伝なのか知りませんが、食事をすると発汗します。

 

自宅でひとりでご飯をたべているときは平気なのですが、会社の方や友達と食事のときは辛いです(笑)

涼しい季節でも額から汗がでて、恥ずかしくなるときもあるのです・・

そもそもなんでこんなに汗がでるのかを調べてみました! そして、対策を考えてみたのでご紹介します。

 

辛いものを食べると汗がでる原因は?

[st-kaiwa3]なんで辛いものを口にするだけで汗が止まらないの??[/st-kaiwa3]

[st-kaiwa2]実はね、味覚性発汗(みかくせいはっかん)が原因だよ![/st-kaiwa2]

[st-kaiwa3]それって病気なの?こわいな・・[/st-kaiwa3]

[st-kaiwa2]違うよ!病気ではなく、あくまで生理的なものなんだ[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa3]生理的? それって何?[/st-kaiwa3]

[st-kaiwa2]生理的な現象とは、体の自然な働きによるものだよ[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa3]そうなんだ!病気じゃないとしれて良かった♪[/st-kaiwa3]

・・実は辛いもの、酸っぱいものを口にすると汗が大量に出てしまうのは病気ではないのです!

私は酸っぱいものを食べても汗はでないのですが、辛いものをすこし口にするだけでブシャーっと汗がでます。

 

これは生理的なものであり、病気ではないそうです。 あくまでも個人差があるため、食事による味覚性発汗が強いことが原因なのです。

先ほどでてきた、味覚性発汗をわかりやすく解説します!

「味覚性発汗とは」辛い、酸っぱい、甘いなどの刺激物を食べたときに出る汗のこと。 顔・首元・鼻・額・頭皮・もみあげなどから出ることが多い。その他にも背中や上半身。

このような理由から、食事をするだけで汗がかいていしまうのです。  運動をして暑いから汗がでるのとは違うのです!

汗には細かくわけると3タイプがあります。 味覚性発汗のほかにも2つあるので紹介しますね♪

汗は3タイプに分けられる!

汗には3タイプあるので、それぞれの違いや特徴を説明します!

温熱性発汗

温熱性発汗(おんねつせいはっかん)とは、スポーツをしたあとに熱いと感じてでる汗のこと。走ったり、夏の暑い日にでる汗もおなじ。気温が高いときにかく汗は温熱性発汗である

精神性発汗

精神性発汗(せいしんせいはっかん)とは、緊張・不安・恐怖・驚き・焦りなどの精神的な動揺からくる発汗。メンタルのバランスが崩れてしまうとひんやりと汗をかくこともある。焦った時にかく脂汗は精神性発汗です。

モノを食べたときいじんわりと汗をかくのが味覚性発汗です。

私はちょっとだけ辛いラーメンや柿の種のようなお菓子をたべるとじんわりと頭皮と額に汗がでるのです(笑)

酸味と辛味があわさっている酸辣湯麺をたべれば一発で止まらないほどの汗が食後までつづきます。

 

しかし、健康に悪影響は一切ないことがわかったので安心できました(*´ω`*) 最初は汗がとまらない病気なのかな? とおもったのですが勘違いでした!

[st-kaiwa3]汗には3タイプもあったのか!はじめて知ったよ[/st-kaiwa3]

[st-kaiwa2]そうなんだ。食事での汗は味覚性発汗だよ[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa3]原因が分かって納得したけど、対策法はないの?[/st-kaiwa3]

[st-kaiwa2]対策はあるみたいだよ![/st-kaiwa2]

[st-kaiwa3]え? それ知りたい![/st-kaiwa3]

味覚性発汗を抑える対策は?

辛いものを食べると顔だけに汗をかいたり、食事を終わるまであせが止まらない人は対策法を実践してみましょう!

私は5人家族なのですが、父と私だけ特に味覚性発汗がすごいです。

 

どちらかといえば、父のほうが汗をかきます。 父は辛いもの、酸っぱいものに関係なく「食事」をすればとにかく汗が出るのです!

そんな父がやっている味覚性発汗対策を紹介していきたいとおもいます。

父がやっている対策とは?

(1)辛いもの、酸っぱいものは基本的に食べないようにしている。 (2)ゆっくり食事をするようにしている (3)ハンカチを常備している (4)気にしないように心がけている

私の父はこの4つの対策をやっています!  すでに数十年おなじことを意識しているみたいなので、最近では悩みはないそうです。

しかし若いときはすぐに汗をかいてしまうことに恥ずかしさや苦しさを感じていたこともあるようです。

 

そんなとき、味覚性発汗だけでなく精神性発汗も相まって、「食べるとまた汗がでるのか」というプレッシャーから食事が嫌になったこともあるそうです。

精神的に不安を感じてしまうと、日常生活にも支障がでます。

 

父によると、味覚性発汗は個性なんだから気にすることはない。ちゃんとハンカチがあれば汗をふけるし、食事も普通にできる。といってました(*´ω`*)

私も父とおなじ対策をやっていますが、一番効果があったのは気にしないということ。 これが1番でした。

やはり気にすると精神的にも不安になってしまうので、よけいに汗がでやすい状況になります。 こうなれば食事の味を楽しんでいるヒマもないんですよね(笑)

 

だからこそ気にしない。そして受け入れるということを心に決めたのです!

あなたも味覚性発汗によるプレッシャーや辛さを感じているならば、気にしないという考えを採用してください。 考えは自分で採用して決めるものです。

それにハンカチを持っていたり、辛いものや酸っぱいものを避けるという手段もありますよね♪

 

味覚性発汗の汗は臭くない!

[st-kaiwa3]汗をかくと体が臭くならないの?[/st-kaiwa3]

[st-kaiwa2]汗のかきかたに種類があるように、汗にも2タイプあるんだよ[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa3]え?どういうこと?[/st-kaiwa3]

[st-kaiwa2]分かりやすくいうと、汗がでるポイントが2つあるんだ[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa3]汗は毛穴から出るんじゃないの??[/st-kaiwa3]

[st-kaiwa2]体の部位によって汗腺(汗がでる穴)が違うんだ!今から説明するね[/st-kaiwa2]

汗がでる汗腺(かんせん)は2つあります。

エクリン汗腺

エクリン汗腺とは、全身に500箇所くらいある汗のポイント。ニオイはなくて、色も透明なあせ

アポクリン汗腺

アポクリン汗腺とは、ワキ、陰部、胸、足などの部分的なところにある。体が臭くなりやすい部位にはアポクリン汗腺が集中している。 色は乳白色。

食事をして出る味覚性発汗の汗は、顔だけだったり、頭皮や首元が多いです。

これらはアポクリン汗腺が少なく、エクリン汗腺からでる汗なので臭くなったりすることはありません。

じつは汗そのものにニオイというのはなくて、汗と空気が触れ合って酸化することによって体臭が発生するのです。

 

その他には、皮膚や垢などがまざって汗が臭くなっていくのが原因です。 お風呂に1日入らなかったら普段臭くない人も、脂臭くなってしまいますよね!

これは汗が酸化をしてしまうのが原因です!

 

食事の直後に臭くなることはゼッタイにないので安心してください。 夜に帰宅してからちゃんとお風呂で汗と流してしまえば、常に体は清潔です。

たとえ顔だけから汗がたくさんでても、男性であればこまめに顔をあらってしまえばOKです♪ 女性の場合はハンカチで優しく拭き取ってあげるといいですよ!

 

[st-kaiwa3]なるほどね〜汗をかく原因が3種類。汗がでる部位が2つ。勉強になった![/st-kaiwa3]

[st-kaiwa2]汗について詳しくなれば不安は減るよね![/st-kaiwa2]

[st-kaiwa3]そうだね!知らない状態が一番不安だよね[/st-kaiwa3]

[st-kaiwa2]そう!こまめに対策をして向き合っていくことが大切だよ♪[/st-kaiwa2]