生活の知恵とコツ

梅雨という言葉はなぜ梅という漢字が使われているの?

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お天気用語はむずかしいですよね。 なんで雨がふってくる時期なのに、うめなの?

植物の梅は収穫期が6月ということは知っていますが、まさかこれと関係あるのか。

 

疑問だらけの「梅」という漢字とその由来について調べました! わかりやすく解説するのでぜひいっしょに覚えておきましょう(^^)b

      
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梅雨が梅な理由とは?

 

雨がジトジトと降りつづける6月〜7月を梅雨(ばいう、つゆ)といいます。

一般的には「つゆ」と発音することが多いですよね!

実は梅という漢字がつかわているのは、中国が原因でした。 梅雨という言葉はそもそも中国語だったのです。 おとなりの中国から伝わって日本ですこしづつ使われるようになったそうです。

 

しかし中国ではさいしょから「梅と雨」という言葉の組み合わせではなかったそうなのです。

もともとは、黴というめちゃくちゃ難しい漢字をつかってました。 この文字を知っているひとはおそらく相当な漢字マニアだとおもいます(笑)

黴とかいて、読み方はカビです。

 

アンパンマンに出てくるカビルンルンのカビ!  お風呂場の掃除をサボっていたら赤カビがはえた! のカビという字なのです。

私もじっくり見たのははじめてでした。

でも、スマホやPCからみるとかなり細かく複雑な字体なのでわかりづらくないでしょうか・・・・?

 

めちゃくちゃ下手くそな字ではありますが、拡大をして実際に手書きで書いてみました(笑) すこしでも参考になれば幸いです(^^)b

真ん中には、漢字の黒がはいっており、カビを連想される字となっていることがわかります。 1文字にこんなに複雑に絡み合っていると、ネットでみると何が何やらわかりません(笑)

 

さて、梅雨の語源をさらに深く知っていきましょう!

梅雨明けなしはどういう意味?わかりやすく解説!

梅雨は黴雨という言葉だった!

実はこのカビという漢字と雨があわさって、中国では黴雨(ばいう)と呼ばれていたのです。

 

語源としては、6月にじめじめとした季節にふる雨だからです。 雨といえば、ちょっとしたことでカビができてしまう原因です。

今から何百年もむかしに生まれたのですから、今よりもカビに悩まされていたのかもしれません。 冷蔵庫もまだない時代ですからね(T_T)

 

さいしょは「黴雨」とかいていたのですが、中国人もこの言葉の組み合わせには気持ち悪さを感じたようです!

私たちもこの組み合わせをみて、素敵だな〜とは思わないですよね(笑) むしろ、イメージは悪いです・・・

 

じゃあ、もっといい言葉はないのか? 黴(カビ)という単語に変わる漢字を探したそうです。 すると・・・そこで梅という字が候補にあがりました。

梅の旬は5〜6月ころ、まさに梅雨とぴったり重なる植物だったのです!  カビから→ウメへと変わったので、現代では梅雨というのは一般的になっております!

こうやって1つの言葉の歴史だったり語源を調べていくと、いろいろな理由だったり物語が見えるのでちょっと楽しいですよね♪

梅雨は江戸時代に使われるようになった

 

日本では江戸時代に一般的につかわれるようになったそうです。 江戸時代といえば、2018年からさのぼると約400年前!

読み方も、「ばい」ではなく、「うめ」となったそうです。 私たちも植物のウメをバイと呼ぶことはないのと同じ理由だそうです!

 

諸説あるみたいですが、ちょうど6月というのはウメの実が熟して潰れやすくなる時期だそうです。

「潰す」→「つゆ?」という言葉になっていったのでは? という由来もあるみたいなので、もうこの時代になると真相はわかりませんが、言葉というのは様々な歴史背景のもと生み出されることがわかります。

 

たった1つの言葉でここまで深いのだから、もっと広く言葉を調べようとなったらものすごい歴史が隠れていそうですよね(^^)v

日本には雨を表現する言葉が100種類以上ある!

びっっくりしたのですが、日本には雨を表現する言葉のバリエーションが100以上あるのです(笑)

もう日本人すごすぎますね・・・ 表現の豊かさに脱帽です。

 

例えば大雨はめちゃくちゃどしゃぶりをイメージさせます。 反対に、霧雨(きりさめ)という言葉はかなり細かなミスト状をイメージさせてくれますよね。

 

気象庁によると、霧雨は雨粒のおおきさが0,5ミリ以下だそうです(笑) あまつぶの大きさなんて実感したことがないですが、たしかに大粒の雨とかいいますもんね〜。

「東京ではお昼ごろから霧雨がふってきました」
「東京ではお昼ごろから大雨がふってきました」

 

たった1文字変わるだけで、頭のなかで連想されるイメージ映像が全然ちがいますよね? 霧雨はむしろ、ちょっと情緒がありキレイなイメージです。

大雨はちょっと憂鬱になるようなけだるさを感じです(笑)

その中でも私が素敵だな。と感じた雨の表現がこちら。

 

糸の雨とかいて「糸雨(しう)」という表現です。 イメージとしては、細くまるで糸が空から流れてくるような雨です。

私も小学生のころ、帰り道に糸雨がふっている光景を何度がみている気がします。(思い出補正かもしれませんが・・・(笑)

 

他には、通り雨っていう言葉も素敵だなと感じました。

通り雨とは、ふってきたとおもったらすぐに止んでしまう夏によくある現象です。 頭のなかで、雨が上がり空に大きな雲と虹がかかる映像が自然と浮かんでくるような言葉です。

日本語ってすごいですよね♪ ちょっとした違いでも、頭に浮かんでくる情景が変わる。

いいイメージだったり、悪いイメージだったり。 ときには少し寂しげに懐かしさを感じることもあり。

今回は梅雨という言葉をテーマに由来を探ってみました!

 

一度由来を覚えてしまえば、たぶん一生忘れることはないので雨をみたときは、「イヤだなぁ」とはおもわず、「このあめは、どんな表現ができるかな?」と考えてみると、日常が一段とおもしろく見えるかもしれません(^^)b

それでは最後までご丁寧にお読みくださりありがとうございました!!

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