自分が斜視になっているので他人と会話するのが怖い。
あまり自分の顔や目を見られたくない。
斜視になっていると、視力低下だけではなく自分自身の見た目がコンプレックスになってしまうことがあります。
じつは斜視を治す方法があります 。自宅でトレーニング次第では解決できるのです。
知っているだけで、悩みが改善できるかもしれないので、じっくりとご覧ください。
斜視はトレーニングで治すことができる
斜視でいま悩んでいる人には朗報です。
じつは、治りにくいと言われている斜視も治す方法はあるのです。
一般的には・・・
・手術
・自宅トレーニング
この2つが問題解決の手段となります。
まず手術ですが、ここではあなたの斜視の状態がわからないため省きます。どうしても手術で解決したいときは眼科の医師に一度相談するべきです。
(手術は斜視を回復させるためにもっとも有効な方法です)
状態を放置しておくよりも、まずは眼科へいって正しい処置を受けることをおすすめします。
斜視は、2つタイプがあります。内斜視と外斜視です。
名前のとおり、内斜視は「黒目が内側によっている状態」外斜視は「黒目が外側によっている状態」となります。
あなたはどちらのタイプであれ、手術もしくは自宅トレーニングで解決することができます。
自宅トレーニングの方法をいまから紹介していきますが、100%の効果を実証するものではありません。
改善するきっかけとなるトレーニング方法なので、絶対に治すということは個人の状態によりますので、ひとまずこれから紹介する手順に従ってください。
斜視を治すトレーニング方法
では、トレーニング方法についてご紹介していきます。
紙やお手持ちのスマホにてメモを取るなりしておけば、いつでも確認することができるのでご自由におねがいします。
(1)斜視ではない目を閉じる
(2)斜視になっている目で遠距離、近距離をみる
(3)左右、前後にあるモノをじっくり見る
(4)15分間程度繰り返す
まずはシンプルに流れだけを説明してみました!ここからじっくり詳しいトレーニング内容についてお話していきます。
最初に斜視を治すトレーニングをするときは、正常である目を閉じる必要があります。どちらの目も斜視になっているのであれば、片方づつおこないます。
目を閉じるときは、目をつぶっているだけではトレーニングがやりにくいので、眼帯やカーゼなどで目を塞いでしまうと簡単です。
まずは室内からでいいので、窓の近くで遠距離をみます。(斜視で遠くをながめる)
遠くに視点をあわせて1分間ほどじっと見つけましょう。目のピントが遠くに合わさったので、次は近距離をみます。
近距離をみるときは同じく窓の外からみえる景色で問題はないので、近くにある屋根や電信柱をみましょう。同じく1分間ほどみます。

このステップでは、普段使われていない斜視の目でモノを見るトレーニングです。
どうしても斜視になってしまう目は視力が低下していることもあり、普段からあまり使わない目になっている可能性が高いです。
めずはウォーミングアップを兼ねて視力回復トレーニングとなるのです(^-^)
次は、左右交互にモノを動かして目でおって、ピントを合わせていきましょう。
モノはペンや指の先で構わないので、先ほどの状態で左右交互にモノを移動させて黒目で追っていきましょう。
斜視を治すために、きちんと黒目でものを見て追うことがたいせつです。
最後は、ペン(もの)を前後に移動させておなじく黒目で追っていく練習です。
斜視改善トレーニングとしてはこれだけです。簡単そうですがやってみると意外と難しいです。
黒目がずれてしまっている状態は、視力が低下したり目の使い方に問題があることで起きてしまいます。
普段は何気なく、目でものを見ていますがじつは片方の目にピントが合わさっているので、片方の目は休んでいる状態です。
利き手。利き足があるように、目にも利き目があります。
この記事をかいているわたしも、片方の目の視力が低下しているのですが悪くなっているのは利き目ではないほうの左目です(_ _;)
使われないと視力が低下してしまうこともあるようなので、こういったトレーニングは視力回復にも有効なのです!
毎日自宅で15分〜30程度行なうだけで、眼球の運動になりますので視力アップや疲れ目の解消にもおすすめです。
斜視にも効果はあると言われているので、手術以外の方法で直したいと思っているのであれば、とりあえず3ヶ月間は頑張ってみましょう(^-^)
何事も継続しなければ意味がないですし、短期間で効果を得られるはずもありません・・・続けた人にだけ得られる成果がある可能性もあります。
努力する価値は大いにあります。
<合わせて読みたい記事>==>>眼精疲労は眠気とやる気低下の原因になる
PS.
私も視力が低下しているので、毎日先ほどのトレーニングを実践しています。目が疲れにくくなりますし、視力低下も心なしか落ち着いているような気がします。 ドライアイ対策にもおすすめです。
1度はかならず眼科へいき、医師の相談をもとに実践をしてください。 風邪をひいたときに内科へいくように、目の悩みは自分だけで解決しようとせずに病院へいくことも大切です。そのきっかけになれば幸いです!